チューリッヒのBucheggplatzというトラムやバスが沢山集まる乗り換え駅があります。
そこに貨物コンテナを赤く塗ってカフェに改造した KUMO6(クモゼックス)という素敵なコンテナカフェが1年前からあるのをご存知ですか?

スロープの長い歩道橋が縦横に突き出ていて、上空から見ると蜘蛛のようだからKUMOなのかな?
そして、住所がチューリッヒ市の6区だから「6」なのかな?

オーナーさんは、スイス人女性二人。
コーヒー、ケーキ、手作りスープのほか、牛丼、肉まん、大福、それからセリ・ワダさんのクロワッサンとパンオショコラもありますよ。
二人のお友達で設立と宣伝にロニャ・サカタさんが関わっている関係で、いろいろ日本のものを取り入れてくださっているんです。

Facebookに素敵な大福の写真を載せてくださったので、私のブログでもシェアしてみました。
よろしくお願いします。

Kumo6
Hofwiesenstrasse 66
8057 Zürich


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by deutschebaeckerin | 2019-01-19 03:11 | コナ・キュッヘ | Comments(0)

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12月12日(水)~16(日)まで地元ツーク市のクリスマスマーケットに出店していました。
販売は人を雇ってお願いしたりもしますが、まだまだマニュアル化できていない設営や後片付けはほぼ一人でやっています。

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ドイツ語で自営業のことを、Selbstständig (英語のSelf Standingみたいな感じ。自分で立っているという意味)といいますが、ドイツ語の ständig という単語には「常に」という意味もあって、自営業の人は自虐も含めた事実として、「ständig (常に)」「Selbst(自分で)」仕事しなきゃいけないのが、自営業だって言ったりします。「会社経営」と言うと聞こえは良いですが、何もかも自分で決めて、全部自分の責任だし、自分で動いて会社を維持発展させる、それが会社経営かなと思って、日々精進してます。

夫に会社を手伝ってもらっていると思われていることも多いですが、身内に手伝ってもらうぐらいややこしいことはありませんし、本当に自分でやるかお金を払って人を雇ってやってもらう以外の選択肢は私にはありません。ゴッタルドトンネルを通ってイタリア語圏のイベントに行くのも一人だし、フランス語圏のジュネーブまで配達するのも一人です。もちろん、夫にはイベントの時には子供の面倒をかなり見てもらうことにはなりますが、イベントの手伝いは一切してもらいませんし、何ヶ月も前からグーグルカレンダーでお互いの用事を遂行するために、どうやりくりしたら良いかと検討しています。ただ、予定はいつも子供が元気なことを前提に組んでいるので、今までのところ、いつも予定通りうちの子たちが元気で、学校に行ってくれているのが本当に幸いです。

今年は特にクリスマス市に夏に申し込んだのを後悔するぐらいの、通常業務の忙しさもあって、正直、クリスマス市はできることならキャンセルしたいという気持ちもありましたし、最初の水曜日や木曜日は盛り上がりに欠けて、店番をしながら「こんなことしてる場合じゃないのに。工房には注文が山のように届いていて同僚が必死で作っているのに・・・・。もう来年は出ない。」なんて、思ったりもしていましたが、やはり金曜の夜からすごく盛り上がってきて、沢山の方に来ていただき、また商品を喜んでいただき、総括としては、「出てよかった。来年も出る!」という気分で終わりました。販売の手伝いをしてくれたスイス人のママ友が来年の水木の暇な時間は一人でずっと店番をしてくれるって言ってくれましたし、安心して彼女にマーケットは任せて来年は製造卸の本業に打ち込めそうです。

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さて、私が地元のクリスマスマーケットで提供しているものは、肉まん、野菜まん、鶏カレーまん、あんまんはチューリッヒと同じなのですが、ツークのクリスマス市でだけ食べられるのが、これ、「Weihnachtsködel (クリスマスクネーデル)」です。本当の名前はオーストリアのゲルムクネーデルですが、スイス人で「ゲルム」が「イースト」という意味だと知ってる人はそう多くはいないですし、それよりも何か造語で勝負して、ツークのこの時期にしか食べられませんよ!ってやるのも良いかなと思ってつけました。

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クネーデルの中には Zwetschgenmus(プラムジャム)とプラムが半個入っていて、バニラソースをかけて、お好みでケシの実シュガー(ケシの実をコーヒーミルでひいて粉砂糖と混ぜます)かシナモンバターのクランブルをかけていただきます。ケシの実シュガーがクラシックな食べ方ですけど、ケシの実がポピュラーな北ドイツ、東欧、ロシア、中央ヨーロッパとは違って、あまりスイスではケシの実はお菓子には使わないので、もう一つの選択肢として、シナモンバタークランブルの入ったボウルも一緒に置いています。写真のように両方かけてみる方も多いですが、ゲルムクネーデルを知っている人は、「ケシの実シュガーしかあり得ない!!」って言って、そっちだけたっぷりかけていらっしゃいました。

このクランブルもなかなか美味しいのですよ。最近こちらでも有名になってきた「Panko(日本風のパン粉)」を使います。フライパンにパン粉、バター、砂糖、シナモンを入れて、じゃりっとした食感になるまで、じっくりゆっくり炒めるだけです。冷凍しておけばいつまでも持ちますし、アイスクリームのトッピングなどいろいろ使えて便利ですよ。

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初日の2日間のクリスマスクネーデルのお客さんの年齢層は超高めでした。55歳以上ぐらいからご老人ばっかり。クリスマスマーケットで何か食べてるのには、珍しい世代の方々ですよね。写真のように、おばあちゃんが一人で食べていくというパターンがすごく多くてびっくりでした。うちのお義母さんも、こういうおやつは大好物ですし、お義母さんがクリスマス市を訪れたところで、何も買い食いしないでしょうけど、たぶん、こんなクネーデルがあったら、例外として食べちゃいそうだな、なんて思って可笑しかったです。中には2日連続できてくれたおばあさんもいらっしゃいました。2日目はお友達まで引き連れて。その上、家でも食べたいからって言って、何個も持ち帰ってくれたんですよ。

金曜日の夕方ぐらいから、クリスマスマーケットはすごく盛り上がってきて、仕事帰りや家族連れで賑わいました。肉まん類もよく売れましたが、クリスマスクネーデルもすごく人気がありました。「去年美味しかったから」と来てくださった方も沢山いらして、やっぱり来年も出るべきだなぁ~と思ったりしました。

近くのレストランで働いているというスロバキア出身の男の子は、「故郷のママのおやつみたいで嬉しい」と言って何度も来てくれましたし、「シレジア地方(現在のポーランド南西部からチェコ北東部)の料理でもこんなのがあるのよ!」と声をかけてくださった方、「オーストリアのスキー場でしか食べられないと思っていたから、嬉しい!」と言ってくださった方、注文した時や食べたあとにとってもポジティブなフィードバックをくださって、持ち歩いて食べられる肉まんとは違って、お客様と会話ができるのもとても良かったです。

一番秀逸だったのは、オーストリア人のあるおば様。最初はすごく懐疑的な感じで、「これ、どこの食べ物なの?」と聞いてきて、バイトの女の子が「日本のですよ。でも、このクリスマスクネーデルは、このクリスマス市でだけ出してるスペシャルで、オーストリアのお菓子みたいなんです。」って言ったら、「ゲルムクネーデルよね?!」って言うので、私が「そうですよ!肉まん同様、全部手作りです。」と言うと、「え、絶対嘘でしょ~!!買ったんでしょ~?オーストリアでも今では工場の大量生産のばっかりで美味しくないのよ。」って言うので、「いえいえ、オーストリア人の友達に習って、中には手作りの Powidl (ポーヴィードル、プラムジャム)が入ってて・・・・」って言うと、「ワオ~!あなた、ポーヴィードルって言ったわね!!!ブラボーよ!!手作りなの??!!一つ頂くわ!!!」って、突然握手まで求めてきて、めっちゃ友好的。食べてる途中も、「美味しいわよ~!懐かしい味だわ~」って。最後は、「名刺いただいてくわね!」って最上の笑顔で帰って行かれました。バイトの女の子も「最初、あんなに恐かったのに、あそこまで変わるもんなんですねぇ。」って笑っていました。

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こんな感じで、ちょっとやる気を失い気味で始まった今年のクリスマスマーケットでしたが、最後は「やってよかった!肉まんだけなら弊社と全く接点のなさそうな方々にも弊社を知ってもらう良い機会になったし。来年も出るぞー。(でも、チューリッヒと同じ開催時間(11時から)じゃなくて16時ぐらいからでいいよ。それに、ツークは小さいんだし・・・金土日だけにして欲しいな。)」という感じで終わりました。仕事もまだまだ終わりません。今週も週末返上で12月23日(日)まで働いて、24日からやっと休める予定です。あとちょっと。がんばります。

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by deutschebaeckerin | 2018-12-19 00:30 | コナ・キュッヘ | Comments(2)

クリスマス市で肉まん

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今年も11月下旬からチューリッヒ、オペラ座前のクリスマス市がオープンしていまして、居酒屋Ookiのスタンドに肉まん・野菜まん、あんまんを卸させてもらっています。普段のお客様のところでもこの時期はよく売れるのですが、クリスマス市の方は今年は例年よりも売れ行きが好調すぎて、作っても作ってもチューリッヒへ流れて行ってしまいます。ありがたいことですが、本当に在庫がまったく溜まらず、常に注文に追われている状態です。

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そして、明日の夕方からはツークのクリスマス市も始まります。正直、明日売るものがあるのかと心配していましたが、昨日はまた早朝から深夜まで必死で作って、なんとか明日、あさっては売るものができたかな、という感じです。設営はこれからですが(写真は2017年)、一山越えて疲れがどっと出てきているところです。今夜はよく寝て、明日からまたがんばらねば。

何千個も手で包餡してます、いつか機械に切り替えられることを祈って、まだまだ販路拡大がんばります。



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by deutschebaeckerin | 2018-12-11 22:34 | コナ・キュッヘ | Comments(0)

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2013年に独立しようと決めて、肉まんの製造会社を起こすことに決めたわけですが、さて、一番の難関はどこで作るのか、その場所探しでした。

まず最初は、以前働いていた学校の校長と(肉まんに合うソースを発明した?!)上司のシュテファンの了解を得て、広い業務用キッチンを午後のちょうど誰も使わない時間に使わせてもらったり、ホテルを経営している友人にお願いして、こちらも夜中に使用させてもらったりしていました。

しかし、どちらも使える時間が限られているので、結局家で材料を切ったり、またその材料を車に積んで、下ろして、作業して、掃除して・・・出来上がったものをまた車で運んで・・・・とやっていると、実際に作る時間よりそれ以外の時間が圧倒的に多くなってしまいますし、学校もホテルも「お金は要らないよ」って言ってくれるのですが、ありがたい反面、絶対にご迷惑をおかけしてはいけない!とこちらも自由には使えないというジレンマがありました。

何よりこれは暫定的なやり方であって、とにかく工房を見つけなければ、と当時はすごく焦っていました。今考えれば、お客さんはお友達や知り合いばかりで、今とは比較にならないぐらい趣味に毛が生えた程度の製造量だったので、そんなにストレスを抱える必要はなかったんでは、と思いますが、こればっかりは無我夢中の時には分かりませんよね。

もちろん、資金が潤沢であれば、キッチンを借りることはできます。ただし、キッチンという賃貸物件はありませんので、まずは製造などができるスペースを借りて、工事してキッチンにする必要があるのです。しかし、これも実際は簡単ではありません。というのは、まず第一に私が住むツーク州というのは、税金が安くてタックスヘイブンでも有名で、州の大きさの割りには会社が沢山あります。人に貸すことのできる物件を持っている人は、できれば音もにおいもしないオフィスとして使って欲しい場合が多いのです。ですので、そもそも製造業に向いた物件というもの自体がほとんど賃貸情報として出ていません。

二番目の難関というのは、製造業等の物件というのは、打ちっぱなしの何もない状態で貸し出されます。すでにタイルが張ってあって床を水で掃除できるような居抜き物件というもの自体がないのです。つまり、キッチンとして使ってから出て行く場合はまた打ちっぱなしの状態に戻して返すことになっているのです。だいたいの物件は最低5年契約になっていますから、この初期工事、そして出て行く時の工事の費用、これを60ヶ月で割ったものを賃貸料に上乗せして出てくるのが月々の固定費になります。それでも、例えば、私に家族がいなくて、やりたいことのために5年間必死で働くのなら払うことができるかもしれないですが、私の場合は家族もいて、小さい子供も2人いて、毎日働くこと自体が無理ですし、何より子供たちの成長を見守り、育てること、子供達にとってもお母さんがいることが大事なので、そこまでがむしゃらには出来ないのです。

そんなある日、私はふと、干ししいたけを私に売ってくれているキノコ農家さんのウェブサイトをみつけて見ていました。

まずこの農家さんから干ししいたけを購入するに至ったいきさつをお話します。

肉まんの材料には、うま味成分の含まれる干ししいたけを絶対使いたかった私ですが、スイスで一般に売られている干ししいたけは中国産なんです。一方、野菜売り場には生のしいたけが売られていますので、スイスでもしいたけの栽培がされていることは分かっていました。そこで、しいたけ農家さんに電話をして、どうせ刻んでしまうので、形や見た目はどうでもよくて、割れたものなどで結構なので、干ししいたけを作ってもらえないかとお願いしたのです。

そうしましたら、あるキノコ農家さんが乾燥機を持っているから、彼に相談してみてくれると。そして、しばらくして、折り返し電話がかかってきて、大丈夫そうだからあとは直接彼に電話して注文出してね。と言われました。そういうわけで、私はスイス産有機干ししいたけを彼から購入するようになりました。

あとで分かったことですが、キノコ農家さんというのは、私のイメージではいろんな種類のキノコを栽培しているのかと思っていましたが、実際は基本的には一種類だけを栽培するのだそうです。それは、菌を扱う農業なので、いろいろ混じると栽培がうまくいかなかったりするからだそうです。しかしながら、スーパーや流通業者はキノコといえば色んな種類が欲しいですよね、そういうわけで、キノコ農家さん達は週に1度か2度、出荷アイテムに幅が出るようにお互い行き来するそうです。そういうわけで、私が購入している干ししいたけの生しいたけは最初に電話した農家さんが出してくれて、乾燥作業はこの農家さんがしてくれていたのです。

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さて、ある時この干ししいたけを売ってくれている農家さん、キノコ以外に何作ってるのかな?と思ってウェブサイトを見ていたら、本当に心臓が止まりそうなぐらいビックリしました。というのは、そこには、有機の材料を使ったお料理のケータリングも時々やっていて業務用キッチンを持っていて、そのキッチンを日割りで貸していると書いてあったからです!!

さっそく農家さんに電話をしてみると、向こうも「ああ、あの干ししいたけを注文してくる人」という感じで気さくに応対してくれて、「いつでもいいから一度キッチンを見においで」と言ってくれました。そして、その日の午後すぐに行ってみることにして、これまたビックリ!というのも、チューリッヒ州とはいえ、私の住むツーク州との境界にあって高速道路に乗ってしまうと、本当に近くて便利だったのです。

そしてそして、到着してキッチンに入ってまたまたビックリ!嬉しさのあまり飛び上がりそうになったのは、ラショナルのコンビスチーマーがあったこと。肉まんを蒸すのにスチーマーは必須なんですけど、シュテファンのキッチンでもホテルのレストランでもいろいろコンビスチーマーはありますが、中でも私のお気に入りがラショナル製だったのです。それが、そのキッチンにもありました!!ずっとずっと探していた工房がみつかって、ラショナルのスチーマーもあって、あっという間に使えるようになって、本当に感謝感謝の一日でした。

あれ以来もう5年、農家さんには本当にずっとお世話になっています。感謝以外の言葉がみつからないぐらい良くしてもらっているので、私もご迷惑をおかけしないように細心の注意を払ってキッチンを使わせてもらっています。

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by deutschebaeckerin | 2018-11-20 17:23 | コナ・キュッヘ | Comments(0)

スイスで肉まん

11月も後半に入りました。これからアドベント、ニコラウスの日、クリスマスととっても忙しくなってきます。
私の肉まん製造も一年で一番忙しい時期に突入しました。毎年のことながら、ここからクリスマスまでは、仕事もプライベートもスケジュールがぎっしりです。

さて、スイスで肉まんってどんなの作ってるの?って思われる方が大半だと思います。
大阪育ちの私にとって、肉まんといえば、「ごーごーい○の豚まん」!
ですので、私のスイスの肉まんもあの懐かしい味を目指して作っています。
お肉もお野菜も粉もすべてスイス産で、豚肉は塊で仕入れて自分たちで挽いてひき肉にしていますから美味しいですよ。

大阪では豚まんにからしを添えて提供されますし、こちらの方はソースやタレが好きですが、ハンバーガーみたいにぱくっと何も付けずに召し上がっていただけるように、日本よりは少し味は濃い目です。私の元上司のシュテファンは、それでも冷蔵庫のありとあらゆるソースをつけて食べてくれたみたいですけどね。

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そして、この「肉まん」という呼び名、これをどうするかすごく悩みました。
どういう意味かっていうと、「何を作る会社なの?」って聞かれて、「肉まんだよ」って答えるための的確な単語がないのです。
ディムスン(点心)という単語は広く広まっていますが、それだとあまりにも広範囲すぎます。
ふわっとした生地の中に具が入っている、この食べ物を指す単語ってなんだろう??? 「steamed bun with filling」だと長すぎですし、なんだか名称というより説明になっているし。

それで、結局、何を作っているか説明するわけです、「具が入ってる蒸しパンで、アジアにはいろいろあるんだけど、私が作るのは日本風なの。」と。そうすると、またそもそもの質問に逆戻りで、「それって、なんていうの?(どういう名前の食べ物なの?」と。さあ、そこでどう答えるかってところです。

「中華まん?」「肉まん?」「豚まん?」
中華まんなら全体をひっくるめている、肉まん、豚まんだと、幅が狭すぎる?でも、一番一般的な具ではある・・・・
いろんな現地の人に意見を聞いてみたら、とりあえずはNIKUMAN(にくまん)で良いとのこと。

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NIKUMANを広めるために、年に何度かスイス国内の日本関連イベントやフードイベントに出店して認知度も上がってきました。
写真は今年のファンタジー・バーゼル(ゲームとアニメのメッセ)の様子。販売はタマちゃんとモーちゃん。
Vegi Man(野菜まん)、Curry Man(カレーまん)、Anman(あんまん)もありますよ。

注文の際に「NIKUMAN 一個お願いします」って言われたら、必ず「Porkでいいですか?」って確認はします。だいたい90%は向こうもそう思って注文してます。
「classic pork」と添え書きしてありますからね。
しかしながら、「え?他に何があるの?」となって、説明が必要になる場合もあります。

「Nikuman Vegiを一個お願いします」って言われても、「ベジだったら肉まんじゃないじゃん!」ってツッコミは心の中だけにして、言ってることを訂正してはいけません。だって、相手は「NIKU=肉」だなんて知らないんですから。
「はーい」と言って、野菜まんを一個渡してあげてください。

「Vegi Man一個お願いします」「Anman一個お願いします」って言うのは、かなり上級者ですね。

各地で出店した甲斐あって、だんだんNIKUMANがスイスにも浸透してきております。
昨日も沢山の家庭用パックを袋詰めしました。ご家庭でも楽しんでいただける方が増えているようで、ジュネーブからの月一の集荷数もおかげさまで増え続けております。
ありがとうございます!!
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by deutschebaeckerin | 2018-11-16 14:42 | コナ・キュッヘ | Comments(0)

元気にやっております。
なにもかも順調でーす。

会社でインスタグラムを始めました。
いろいろ書く時間が取れないので、写真で近況をご確認ください~。
https://www.instagram.com/konakuche/

We started Instagram !
Please check it and let us know what you love.

それから、12月13-17日、地元ツークのクリスマスに参加決定しました。
肉まんも出しますが、さくらんぼジャムやチョコレートフィリングに、カスタードクリームをかけて、芥子シュガーとか、ジャリジャリした食感のシナモンバタークランブルをトッピングした
名付けて「クリスマス・クネーデル」をメインに出します。

うちのスタンドナンバーは111
Postplatzというど真ん中らしいです。主催者の方々に感謝です。
どうぞ、今からカレンダーに印をつけておいてくださいね。

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by deutschebaeckerin | 2017-09-30 22:02 | コナ・キュッヘ | Comments(0)

ちょうど4年前、2013年夏、独立を決心した頃に書かせていただいた原稿です。
石の上にも3年、3年の間に潰れてしまう会社の多い中、3年経ってスイスでの粉キュッヘの肉まんの知名度も上がってきました。じっくり着実に丁寧にがんばってます。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

前回は、現在の状態にどこか満足できていない自分について書きましたが、実は今、状況はうって変わって独立の準備で大忙しなんです。

 ことの始まりは、今秋に出版される「シュトレン本」に原稿を書くお仕事をいただいたことでした。その本の中で私の担当は、シュトレンに関する歴史や現在の状況まで、「シュトレンいろいろ」について調べて文章をまとめることでした。

 パン屋での仕事のない夜は、子供を寝かしつけてから参考書を読んだり、ネットでシュトレンについて調べる日々が一ヶ月以上続きました。

 また、マイスターコースでお世話になったヴァインハイムの校長がシュトレンで有名な方なので彼と連絡をとったり、更に彼にドレスデンのパン学校の先生を紹介してもらい、そこから更にドレスデナーシュトレン保護組合へと、シュトレンに関わる大御所の方々にメールでインタビューをすることができました。

 調べていくうちに、本場ドレスデンには、家庭でのシュトレン作りにおいて、とても面白い意外な伝統があることがわかりました。それについては、私の所属する婦人会のドレスデン支部の年配の方が思い出話を語ってくださったりと、このお仕事をさせてもらって、今まで自分がやってきたことや人脈が全て繋がったような、そして、協力してくれた方々の温かい思いを一つの原稿としてまとめられたような心から満足のいく仕事ができました。

 原稿のお仕事が終わってホッとゆっくりお風呂に入っていた時に、ふと思いついたんです。「今まで何度も独立をいろいろな方に提案されたけれど、パン屋は毎日新鮮なパンを焼かなければいけないし、一日お店に立っていただく販売員も雇わなければいけない、そして夕方売れ残ったものは全てロスだし、何よりスイスの物価の高さでは毎月の店舗の家賃が大きな負担で、それらのリスクを全部しょってやっていく勇気はない、と思っていたけれど、日持ちのするシュトレンだったら贈答用に一風変わったものが作れるのではないか?」と。私の住むツークは、さくらんぼで有名な町で、さくらんぼで作ったキルシュをたっぷり滲みこませた「ツーガー・キルシュトルテ」が名物です。ケーキにフォークを入れるたび、薫り高いキルシュの混ざったシロップがジュワーと染み出してくるほど入っていて、お酒好きな大人が好む味のケーキです。

 そこで、私はツーガー・キルシュトルテとは一風変わったツーク名物として、さくらんぼの入ったシュトレンを作ってはどうか?と考えました。私の故郷、日本は桜の花で有名な国で、ヨーロッパではまったく知られていませんが、桜の花を使った和菓子が沢山あります。桜の花の香りは、ドイツで夏の飲み物やアイスクリームの風味付けとして有名なヴァルトマイスターによく似ているので、受け入れられやすいと思います。桜の花のお酒で風味をつけて、桜の花のパウダーを混ぜた粉糖を振って、ツークと日本の融合したものにしよう!と思い立ちました。

 シュトレン本のためにシュトレン生地の応用はいろいろ勉強したところだったので、他にも沢山アイディアが浮かび、これで独立しよう!と決心したんです。独立するための会社設立は、家として住んでいる住所でできますが、作る場所は家とは別の場所を借りてやりたいと思いました。最初は高額な固定費を節約したいですし、私は仕事柄夜中に働くことには慣れています。営業が終わった後のレストランのキッチンをまた貸ししてくれるところを探すことにしました。

 何軒かあたって、あるホテルのキッチンを夜中に貸してもらえることになりました。キッチンを確保できたのが7月末で、その日のうちに大急ぎで今の職場の社長に退職願いを出し、9月末で退職できることになりました。

 独立を決めて、キッチンを探していた時に、私の話を聞いてくれた友人たちは口を揃えて、「独立するなら、ぜひ肉まんも作って」と言うのです。これは、私がこれまで何度かザンビアの孤児院のためのチャリティーバザーで出品したもので、おかげさまで、とても人気があるのです。最初は、ドイツでマイスター資格を取った私のプライドが邪魔して、「どうして皆、私が趣味で出した肉まんのことばっかり言うのかしら?私はドイツ仕込の技術を生かしたものが作りたいのに!」と思っていましたが、だんだん考え方が変わりました。「皆が求めているものから作ろう!ドイツ仕込のパンは、最終目標として取っておいて、軌道に乗ってから。」と。

 そこで、ホテルのキッチンを貸してくれる方にも、作りたいものが変わった旨をお話して了承を得た上、まずは中華まんや和菓子を販売することにしました。

 穀物や豆の粉から美味しいものを作るので、会社の名前はコナ・キュッヘ(独語でキッチンの意)です。スイス人やドイツ人にも発音しやすく覚えやすいネーミングにし、ドイツ在住の日本人デザイナーさんに、私の希望通り、穀物の穂と豆の絵のついた家紋風のロゴも作ってもらいました。

 肉まんは、趣味とは言え、今まで何度もバザーで出品している私のレシピがあります。これが受けることは、すでに分かっているので、大きな変更は必要ありません。ただし、スイスでやるからには、スイス人にも受け入れてもらえるように、材料に何が入っているのかクリアにして、まずは安心して買っていただかなければいけません。食べていただければ、美味しいことは分かっていただける自信があるので、最初のハードルを低くする必要があります。幸い、私はベルリンのビオのパン屋で修業をしてから、「地産地消」または環境のために有機の食材を使うことをもともと心がけています。私の商品にもそれは反映させたいので、材料はできるだけスイス産、スイス産が入手不可能なものは、ビオの食材を元に美味しい中華まんやお饅頭を作ります。

 突然決まった独立、十月スタートを前に、先日は毎年恒例のチャリティーバザーもありました。沢山用意した肉まんは、おかげさまであっと言う間に売り切れ、販売に関する問い合わせのメールもすでに沢山来ています。

 ベルリンでパンの修業を始めてからの14年間のお話を、ここ2年間連載させていただきました。独立決定ということで、ちょうど良い区切りとなりました。長い間読んでくださり、ありがとうございました。

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あれから4年が経とうとしています。
私が夫とともにヨーロッパにやってきてから、もうすぐ19年。
こんな人生になるなんて、当時夢にも思っていませんでした。



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by deutschebaeckerin | 2017-05-22 04:41 | コナ・キュッヘ | Comments(0)

私の会社、Kona Kueche(粉キュッヘ)のウェブサイトをリニューアルしました!
ウェブサイトに行くには、下の写真をクリックしてください。

ウェブデザインは、スイスどんぐり倶楽部仲間、スイスで起業ママ仲間のLimiちゃん!ありがとう!
Limiちゃんは、美容・ファッションコラム執筆、アパレル・雑貨の輸出入、ウェブ作成の会社をやってます。

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by deutschebaeckerin | 2017-04-05 05:43 | コナ・キュッヘ | Comments(2)

Facebook にて動画配信

お久しぶりです。
肉まん製造の粉キュッヘ、一歩一歩亀の歩みですが、進歩してます。

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近況をいろんな動画でお知らせさせていただいています。
見に来てください!

肉まんは人気の豚まん以外にも、
野菜、鶏カレー、ピザ、柚胡椒ぶた、あん、大豆ミートがあります。

抹茶饅頭のほかに、3月からは、大福、どら焼き、さくら餅も登場です。

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by deutschebaeckerin | 2016-02-26 16:33 | コナ・キュッヘ | Comments(3)

近況

f0141507_2316215.jpg皆様、ご無沙汰しております。

今日は久々に時間が取れたので、簡単に近況報告を。
独立したお店は亀の歩みですが、一歩一歩前進中です。

サイト作りもなかなか進まないので、
またまた本家「みちえのパン工房」のスタイルシートを使って
簡単なトップページだけ作り直してみました。
http://www.konakueche.com/

あとは、3月から夫婦揃って役員のため、寝る間を削って準備に忙しかった
ツーク日本語学校も8月20日から始まりました。
皆様のご協力に心より感謝申し上げます!
www.jszug.ch

10月3日(金)の夜は、地元の学校で、寿司教室をやります。
寿司の作り方教えて~って知り合いのスイス人などから言われて困ってる方がいらしたら、こちらをご紹介ください。学校から満席になったという連絡はないのですが、知り合いから、友達と一緒に申し込んだ!って言われることが多いので、もしかしたら、もう空席はないかもしれません。

そんなこんなで相変わらず忙しくしてます。
でも、独立からもうすぐ1年、振り返ると、ずいぶん前進したと思います。
最初に最大の懸案だった作業所も解決し、最近、コンビニにあるような卓上保温スチーマーを10台中国に発注しました!来月スイスに到着予定です。ほかにもいっぱいお話したいことはありますが、今日もこれからやること満載なので、続きはまたの機会に。

とりあえず、来週9月14日(日)はSt. Gallenの日本スイス国交樹立150周年記念のイベントで、
再来週21日(日)はZugにて恒例のチャリティーバザーで久々に出店予定です。
by deutschebaeckerin | 2014-09-07 23:18 | コナ・キュッヘ | Comments(0)