新卒一括採用

あれ?ブログ間違えた?と思うようなタイトルですけど。
今日はパンの話とか子供の話とかではなく、日本のことについて辛口記事です。
日本を外から見てると、本当に「日本大丈夫?」と思うことも多々あります。

昨夜のスイスの夜のニュース番組「10 vor 10」で、日本の新卒一括採用に関連するビジネスマナー教育について放映されていました。
先日も確か香港の受験競争とか塾のスーパー講師について短いレポートをやっていたのと同じ、各国の教育についてのレポートの一つです。
内容は、日本の就活において学生が何を勉強したとかどんなスキルがあるのかはどうでもよくて、リクルートスーツの着方とかどんな仕草が良いのかとか、これ30年前の収録ですか?と、思ってしまうような内容でした。

「マナーの先生も就活業界の方も、そりゃ、お辞儀の角度とか名刺の受け渡しの仕方とか「日本ではこうじゃなきゃだめ」って言うでしょうよ、食い扶持かかってますからね。」って、テレビの前で突っ込んでしまいましたよ。

東京特派員の彼は、特に批判なしにこのレポートを作ったわけですが、ジャーナリストの端くれとして「『新卒一括採用』とか『時代遅れのおばちゃん先生のマナー講座』を学生にやらせているから、日本の国際競争力が落ちてるんだ」ぐらい言ってほしかったです。もしくは、そういう指摘をする人の意見も放映してくれるとか。香港についてのレポートでは、激化する教育ビジネスを批判する側の意見や映像も出していたんですけど、残念でした。

日本では、2018年9月3日の日本経済新聞のニュースでも「経団連の中西宏明会長は3日に開いた記者会見で、就職活動の時期などを定めた「就活ルール」の廃止に言及した。国境を越えた人材の獲得競争が広がり、経団連が個別企業の採用活動をしばるのは現実に合わないとの意識がある。一方で安倍晋三首相は同日夜、採用のルールを守るよう改めて要請。学業への配慮を求める大学側との調整が進みそうだ。」と書かれています。

f0141507_19434728.jpg

なぜ安倍首相は採用ルールを守るように改めて要請なんて、ばかげたことをするんだろう、きっと誰かが困るんだなと思ってググったら、やっぱりありました。分かりやすい解説が。

ずばり答えから言うと、「就活ルールの存在は、文科省が乱造した大学の文系学生の塊を制度的にどう就職させるかという問題である。要は、高学歴化と称して文科省が大量に認可した大学のほとんどは文系であり、その学生の塊の企業への引き渡しが、就活ルール廃止で問題になっているわけである。」

つまり、時代に合わないことを「混乱を避けるため」と、官僚が自分が決めたことを死守しているのと「自分たちの食い扶持を稼ぐため」大学関係者および就活関連業界がルール廃止に猛反対しているわけですね。

詳しく読みたい方は、以下の三記事を推薦いたします。


とにかく、早期教育からこのビジネスマナー教育まで、情弱を焦らせて煽って思考停止にしてしゃぶるビジネスは本当にもうどうにかして欲しいですよ。それで食べている人以外には何のメリットもないですから。親も子供もお金も時間もかかって疲弊しますし。

結局のところ、親としてできることは、本当にシンプルに「自分の頭で考えられる人間に育てる」ということが基本だと思いますし、子供には「自分の頭で考えて、がんばれそうなことで身を立てる」を実践できる人間になるようにサポートしていきたいと思っています。

‥‥…………………………………………‥‥・・・
コメントには私からのレスは付きません。
コメント欄の決まりごとについては、こちらをご覧ください。
‥‥…………………………………………‥‥・・・


ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

by deutschebaeckerin | 2019-01-04 21:21 | 雑感 | Comments(0)