Freudenberg Blumen

f0141507_5424753.jpgちょうど先日、私は植物を育てるのが下手だっていう話を書きましたが、金曜の夕方は正真正銘の「Der Grüne Daumen (緑の親指)」を持った植物の達人のお店で、サタデー・ブレックファーストのテーブルに飾る花を買ってきました。

ベルリン時代は、トーマスの花屋が家のすぐ近くにあったので、いつも素晴らしくセンスがよくて、ものすごい色んな種類のお花を見ていたため、それが私にとっての「欧州の花屋」っていうイメージになってしまっていました。ですので、スイスに来てからは「花がイキイキしてない」って思ってしまうような、どこも同じようなお花を売るお店ばかりで、正直お花を買う気も失せていました。

トーマスの店では、例えば大きなバラを一本選んで「これで花束風にして」と頼めば、すごくセンスよく緑の枝やら小さな花を組み合わせて、きれいな細い花束を仕上げてくれたのですが、ツークでそれをやろうとしたら、「じゃ、緑の枝はどれがいい?何本?」と全部選ばされた上、枝から何から一本いくらって計算されて請求されました・・・それって・・・?花屋のセンスとか何もないって感じで「???」です。その上、一昨年ぐらいにミグロの近くに「Rosenbörse(バラ市場)」というバラだけを売る花屋ができました。ここはお店のデコレーションも全く無しで、本当にバラだけを花束にもせずに売る店なんですけど、なぜか思ったよりお客は多いようで週末なんかよく売れてるようです。でも、フローリストっていう職業の技が全く見えない店で、私は分野は違えど同じ職人として「それってどうなの?」って思ってしまうので、全く応援したくありません。

ところが先日、ダンナとウォーキングをしつつMeisenbergという場所から夕日を見ていたところ、眼下に広がる果樹園を持っている農家さんの裏庭に、それはそれはきれいなお花が沢山植えられているのが見えました。こちらの農家ではよく無人販売の一つに„Blumen zum selber schneiden“(自分でお花を切る)というのがあるので、それかな?なんて言ってみたものの、それにしてはお花がきれいすぎ。あそこの農家は切花生産も始めたのかな?なんて思っていたら、農家の入り口に花屋の看板が出ていて、一つの小屋を改装してすごく素敵なアトリエができているのが分かりました。




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毎週土曜日にツーク市内のいろんなマルクト(市場)で販売しているそうなのですが、金曜の夕方16時~19時は畑のお花を切って翌日の販売の準備をするため農家でお花が買えると聞き、さっそく買いに行ってみたのです。小屋に入れてもらってびっくり!すっごくイキイキした可憐な花がいっぱい!全部自家生産なんですって。花瓶を持参して行き、朝食のテーブルに飾るから小さめの花束がいいということと、テーブルクロスの色を伝えたらこんな花束を作ってくれました。28フラン(2800円)也。高いけどスイスだったらこんなもんじゃないかな?普通30フランぐらい払ってもものすごいフツーな花束かアレンジメントしか手に入りませんので、他の花屋では見かけない種類の花ばかりで、こういうセンスでっていうとツークには他には絶対ないですね。

金曜日の夕方に農家さんに出向いて、この素晴らしい花たちを見てみるだけでもとっても価値がありますよ~。また、平日でも電話で注文するのは可能だそうです。こういう技術を持った花屋さんってすごく応援したい。これから贔屓にさせてもらいたいと思います。

Freudenberg Blumen
Gimenenweg 23
6317 Oberwil bei Zug
TEL: 079 747 3205

土曜日のマルクトの出店場所(5月~10月)
8時~12時 Landsgemeindeplatz
10時~17時 Metalliallee Nord, beim Gourmetino
7時半~13時 Altstadt beim Zytturm
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by deutschebaeckerin | 2007-07-30 05:46 | スイスの生活 | Comments(6)
Commented by Sunny at 2007-07-31 01:49 x
こんばんは!先日は意に反して鍵コメにしてしまい我ながら返信コメを見にきたとき、めちゃ驚きました!失礼しました~っ。

スイスのフローリストは繊細な色使いをするな、というイメージを持っていたので今回の記事は意外でした。でもドイツから比べたらそりゃ見劣りするかもしれませんね。何にせよ贔屓のお花屋が出来てよかったですね!花はやっぱり生活のスパイス、みちえさんの美味しいパンの横にぴったり来るはず!
また来ま~す。
Commented by まあこ at 2007-07-31 05:08 x
なんかとってもかわいらしいアレンジメントでいいですね。私はフラワーアレンジメントのことは何もわかりませんが、そのときの気分で適当なお花を組み合わせて飾ります。アメリカでは、本格的なフラワーアレンジメントはとても高価なので、なんちゃってアレンジメントで済ませてしまいます。若い頃は、真っ赤なバラだけ50本とか、真っ白な百合の花だけ20本とか、シンプルかつ派手!!!なのが大好きでしたが、最近はどちらかと言えば,その辺りに普通に咲いているようなお花のアレンジメントが好きになりました。年なのかなあ...
Commented by currantsberry at 2007-07-31 18:23 x
こんにちわ!先日はコメントをありがとうございました。
とっても嬉しかったです。

土曜の朝食会・・・いいですねぇ~・・・それだけでも、楽しいひとときだと思いますが、テーブルに花を添える・・・そのゆとりも素敵な朝食会ですね!
テーブルクロスのカラーとアレンジのお花、いい感じです。

Sunnyさんと同じように、スイスのお花屋さんはセンスの良いイメージをもっていましたので、ちょっと意外でした。。。
Commented by しろねぎ at 2007-07-31 21:20 x
すごく久しぶりですー。お元気そうですね。
今朝農家に野菜買い行ったら、写真のようなでっかい花束が
10フラン、きのう花農家の無人販売で買ったばっかなのに
思わず買いそうになりました。
Commented by deutschebaeckerin at 2007-07-31 23:31
Sunnyさん、ベルリンのトーマスが特別上手だったっていうのもあると思うんです。今では随分有名になったようですし。スイスの他の街ならもっと上手なのかもしれないんですけど、ツークは特に値段だけは世界級なので(タックスヘイブンだから)、食事と同じく、この値段でこれ?みたいなの多すぎなんですよね~。

まあこさん、気分で組み合わせて飾れるってすごいじゃないですかー。私がお花を習っていた理由は、そういうセンスの欠如からなんですもん。規則を覚えたら、私でも飾れるかも・・・っていう。そのシンプルかつ派手!っていうのが、ツークのバラ市場なんです~。店自体のデコレーションが本当にな~んにもないですもん、元食器屋が入ってたテナントに、なんの改装もせずに入って、売り物のバラだけが色のついたものって感じです。でも、バラだからか、殺伐とした店構えとは相反して、売り手は「おらおら~!」って感じの傲慢さを醸し出してます・・・。

Commented by deutschebaeckerin at 2007-07-31 23:31

currantsberryさん、私の書き方が悪かったかな~。センスが悪いっていうより、どこも同じようなお花やアレンジメントばっかり売ってる印象なんですよね~。花に限らず、スイスはEUの中の孤島で、モノの選択肢が少ないんですけど。あとはSunnyさんに書いたようにベルリンのトーマスのお店のすぐ近くに住んでたので、どうしても比べちゃうんですよね。

しろねぎさん、お久しぶりでーす。この花束ちっちゃいんですよ~。朝食の食卓用だからってことでうちの一番小さな花瓶を持って行ったんですもん。だから、その10フランの花束ってうらやますぃ~~!花農家の無人販売っていいですね~、ツークのはサクランボ農家の無人販売なので、花もいい加減に育てた感じのばっか・・・。


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