2007年 07月 12日
高校家庭科
えみりー師匠のビデオを見ていたら、レモン汁、ナンプラー、そこへたっぷり柚子こしょうを入れたドレッシングに香菜とソテーしたイカをたっぷり入れたタイ風サラダを作っていたので、私も同じようなサラダを作ってみました。美味しい~~。柚子こしょうを入れるって、良いアイディア。辛さ付けにもいいし、すごく味がしまる感じ。
その翌日は、ダンナが「豚まんが食べたい」と言うので、豚まんとあんまんもとっても久しぶりに作ってみました。いろいろレシピはありますが、高校家庭科のレシピで作ってみたら、これいい!皮もすごく美味しくて大満足。前日の残りのタイ風サラダと、かんてんパパのインスタント「竹の子と青梗菜スープ」でランチ。竹の子も青梗菜の味もよく出てて、このスープ、よく出来てるわ~~。ツークで中華レストラン開こうかな。日本からインスタント品いっぱい持ち込んで。ひとり豚まん2個とあんまん1個、サラダとスープがついてお一人様いくらにしましょうか。時にはよく出来た日本の生めんタイプのラーメンなども出したりして。仕込み時間も生鮮品のストックもほとんど必要なくていいと思うな~。
ずーっと前にもサイトに書きましたが、改めて見ると日本の家庭科の教科書ってすごいです。実習1は春の新学期らしく「たけのこ飯、若たけ汁、魚の照り煮」で始まりますが、実習2でいきなり「黄花湯、ツウ溜魚片、芝麻山ヤオ」って、変換で字も見つけられないような中華定食、実習3で「ホットドック、オムレツ、コーヒー」。実習4でまた中華、5はクレープやジャガイモの重ね煮ってフレンチっぽくいって、6はビーフシチューとかマフィンだって。すごいインターナショナル!!
いつものようにダンナに見せて、「どうだ!日本の家庭科はすごいだろ~!」と自慢したら、「ドイツは化学とか物理とかの授業はもっと真面目にやります。」と、反論されてしまいました・・・。私、高校で化学と物理を勉強した記憶が抜け落ちてます。苦手だったからか、嫌な記憶だからかすっかり頭の中から消え去っています。マイスターコースでも苦労したので、今回日本で「フォトサイエンス」という写真がいっぱい載ってる理系の参考書を買い込んできましたが、そこに書いてある「見れば化学がスキになる、読めば化学がモノになる」になるかどうか・・・見てて「面白そう」ってとこまでは行ってますが、スキになれるような予感は・・・ない。ガーン。
師匠のビデオの続きを見ていたら、石焼ビビンバも作っていました。これも近年ちっとも作っていません。友人から昔、専用の石の器をプレゼントでもらってベルリンではよく作っていたんですが、スイスに越してきたらコンロが電磁調理器だからできないんです。 山の中をウォーキングする時にフキがいっぱい生えてるので、「これ取ってきてナムルにして具の一つにしても美味しそう」なんて考えたこともありました。でも、ツークの友人が日本の山菜のフキと違って、ゆでると真っ青になっちゃうからキャラブキにはイマイチって言っていたことも思い出されます。ナムルにはどうでしょう?
ところで、友人が真っ青になっちゃう、と言って思い出したのは、「アンゼリカ」。ケーキのデコレーションの、例の緑色の砂糖漬けフキです。西洋のフキでやったら簡単にあの色が出るってことなのかな?ま、わざわざ作ってみる気は今の私にはありませんが(実験してみるべき?)、なんだか面白いなーなんて思いました。
他にも、阪神百貨店の地下で買った「さくら茶」、緑茶に桜葉が入ってるみたいで、桜餅みたいな香りがするんですが、これも、森に生えてるヴァルトマイスターを摘んで来てしおれさせて緑茶と一緒にお茶を入れたら同じ味が出そうな気がします。こっちではシャンパンの香り付けに使いますが、香気成分は同じクマリンっていうものなので。・・・・こんな化学ばっかりだったら面白いんですけどね。
今回も、すごく個人的にはタイムリーというか。私の上の娘はお肉を何かで包んだ料理が好きで、餃子、肉まんなんて大好物なんです。彼女の食べる唯一の肉料理たちですね。で、昨日私は重い腰を上げて、肉まん作ったんですが、通常はベーキングパウダーで作るのを、たまたま使いかけのフレッシュイーストが冷蔵庫にあったので、イーストで作ってみたら、断然こっちのほうが美味しかったです。
私はもう30年近く前のことになるので、高校の家庭科で調理実習があったかも覚えていないです。ありありと覚えているのは中学校の初めての調理実習の時のメニュー。菊花大根、粉ふきいも、魚の切り身の照り焼き。最近は、みちえさんが書かれたような各国のお料理を習うのですか?これは本当に驚嘆に値しますね。今度最近の家庭科の教科書も見てみたいものです。
ひょっとして、ドイツでも作れるのかもしれないですよね。
クマリンって、ひょっとして、胃にいいっていうハーブ入りシュナップス、クマリングに入ってるものなのかな?
上記のホテルね、一応、離れっぽいところに「茶室」って書かれた、ガラスのドアのある建物もあったんですね。「室」の点ひとつ抜けてるところといい、庭の片隅に、仏陀が鎮座ましまして、晩にライトアップされるところといい、ぜんぜん茶室じゃなかったです。これも、ご愛嬌??ってところかな~。
Michieさん、クマリンはアロマ(香気成分)の名前で、よく知ってる香りというと、桜餅な香りで、ヴァルトマイスターのほか、シナモンにも入ってますし、あとは、トンカ豆っていうのにも入ってます。なんかすごい変わったホテルにいらしたんですね。そんなのがOstseeにあるなんて!!
http://www.dorintresorts.com/wustrow
この、FreizeitのSpa&Beautyのところに、例の茶室の中の写真が!
思いっきり、ヘンでしょう?
Michieさん、見ました・・・怪しい・・・オーナーのその時の趣味(ブーム)で作ってしまったんでしょうかね。