海外キッズ、どんぐり問題の使い方

4月の末に日本で糸山先生と金森先生にお会いしてきました~。海外でのどんぐりの進め方、漢字の勉強の仕方で疑問に思っていたことなど、糸山先生にお聞きしたら、サクサクお答えいただけました。さすが理論がしっかりしてるから迷いがないんだな~と思ったのと、いわれてみると、そうですよね!と納得できることばかりでした。

1. 「算数文章問題の書き換えについて」

どんぐり問題で馴染みのない単語や、日本語独特の主語や述語抜けているような言い回しを、馴染みのある単語に変更したり、意味のはっきりする文に直すことは全く問題なし、ただし、文が出てくる順番は変えてはいけない、とのことでした。つまり、沢山描いてしまって、あとで無駄なものを消さなきゃいけないような問題の場合、前後を変えて、そのような作業を無くすようなことはしてはいけないと。

私もどんぐりをやり始めた頃は、これで日本語の勉強も!と意気込みすぎていた気がします。例えば、問題に「はんぺん」が出てきたら、「はんぺん」を説明する良い機会だ!と思ったり。今は、自分でも、楽しく描いて思考回路を育てることが大事だと分かってきました。つまり、おでんじゃなくて、バーベキューをテーマに変えて、はんぺんの代わりにソーセージにするとか、年長さんの息子には、「たぁ君とうぃん君」じゃなくて「ルイとニコラ」など友達の名前に変えて出題。それで良いんだ、と分かってきました。子供も馴染みのある単語の出てくる文章問題の方が楽しく描けます。

2.「漢字IF法について」

漢字について。IF法で1日1字書いたら、毎日やったとして(毎日しなくてもいい)一年で365字、3年間で小学校で習う漢字を全部一通りすることができる。年長の息子にはどんぐり問題をするついでに週に2回、1字ずつひらがなをIF法でやるだけ。それでも、一年でひらがな、カタカナを一応やったことになる。忘れてもいい。

《この段落は、私のやり方です》
A4の紙に太めのペンで、子供の背後から覆いかぶさるように目の前でゆっくり一字書いてあげる。子供となぞりがきをして、「一回だけお手本を見ずに紙に書けるように、頭の中に描けるか、目をつぶってやってみて。無理ならお手本を見ていいよ。大丈夫になったら言って」と言い、子供がOKを出したら、お手本をひっこめ、A4コピー紙を渡し、一度だけ書いてもらう。昨日は娘は「窓」(6年生の漢字がしたいと)、息子は、「こ」(名前が終わったので、苗字から一字)でした。
ここで問題なのは、音読みをどうするのか?と。子供は訓読み言葉が多いけれど、大人は音読みの熟語を話すことが多い。これが外国人にはすごく難しいと夫が言っていたので。糸山先生にお聞きしました。

それはただ単に、同じようにIF法で、「風」(かぜ)をいつかやったとしても、音読みを教える時には、「ふうせん」「たいふう」の「ふう」をやるよ~。と言って、「風」と書く。子供は「え~?これ知ってる!ラッキー。」、それで良い。「そう!前にもやったよね、あれは「かぜ」だったけど、「風船」の「ふう」って読み方もあるんだよ」と。子供が知りたがったら(例えば、「せん」も実はもうやったことある字なんだよ~、とか)そして、年齢が上がってきたら、1つに限らず複数一度に習えるようになるから、その時には数を増やしても大丈夫。心配せずに、じっくり、ゆっくり、丁寧に進めていけばいい。「風」を教える時に、「かぜ、ふう」と無理に2つ教えなくて良いってことです。

大事なのは、日常生活でイメージを子供と共有するように話したり、言葉がけしたり、読み聞かせをしたりして、イメージと言葉を確かに結びつけること。
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by deutschebaeckerin | 2017-05-20 05:36 | どんぐり倶楽部 | Comments(0)


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