また雪が降りました

Facebook に投稿した、動画です。

昨日も雪が降り、子供たちはマンションの敷地内の傾斜で2時間遊びましたが、信じられないことに、他の子たちは全然出てきませんでした。ここは4棟のマンションに合計100世帯以上が住んでて子供を持つ家庭も沢山あるのに。スイスでも、みんなテレビ、iPad、ゲームなのかしら。

とにかく、スイス人のお母さん達もよく言ってます。今の子はすごく出不精だって。

友達が一緒の方が外遊びは楽しいし、うちが率先して出て、そのうち、どんぐり問題も広めるぞ~!

Facebook のスイスどんぐり倶楽部もよろしくお願いします。
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# by deutschebaeckerin | 2017-01-11 23:14 | スイスの生活 | Comments(0)

言葉のトリガー理論

「言葉はイメージを導くための引き金(トリガー)である」というのが「言葉のトリガー理論」です。私達の頭の中にあるのは言葉ではなくイメージだということです。

§言葉が分かるとはどういうことか
 よく私達は「言葉で考えている」と言いますが、正確には「言葉をきっかけにしてイメージで考えている」のです。実は、私達は言葉そのもので考えているわけではないのです。このことを知らずに教育を語ることは鳥が翼を広げずに大空に飛び出すようなもので、非常に危険なことです。そして、しばしば悲惨な結果をもたらします。

以上 「言葉のトリガー理論」より抜粋


「ドイツ語と日本語が話せることは、別にすごいことじゃない」

娘の通う現地校は、1年生と2年生が合同で授業を受けていて、クラスは全部で20人。

クリスマスの時、先生が家庭で皆が話してる言語で「メリークリスマス!」って書いたカードを作ろうと言って、作り出してみたら、生徒達が家庭で話してる言語は16ヶ国語でした。

思い出すままに(順番に意味や理由はありません)
1.ドイツ語
2.スイスドイツ語
3.フランス語
4.英語
5.日本語
6.イタリア語
7.スウェーデン語
8.デンマーク語
9.ハンガリー語
10.ロシア語
11.ギリシャ語
12.トルコ語
13.オランダ語
14.マケドニア語
15.ルーマニア語
16.ペルシア語

そういうわけで、娘が日本語を話せることは、別に「すごい!」って話ではないんです。

日本語学校の保護者たちが「現地校の勉強が難しくなる前に」っていうキーワードを使って「日本語の読み書きをしっかり!」みたいなことを言います。

私もそれを信じてました。

でも、どんぐりを知って勉強してると、すごく疑問を持ちます。
「何をその前に詰め込むつもり?」

そんなことより、日本語の「どんぐり問題」を使って、現地校の勉強にも応用できる「思考力(視考力)」を楽しく養成した方が良くない?日本語でこんないい教材がすでにあるっていうのは、日本語がわかる私達の子供にとって、とってもラッキーなことなんだよ!

日本語能力試験N2級合格が目標!とかいう話を聞いたりもしますが、大人になってから趣味で日本語を始めた、うちの夫をはじめ外国人の旦那さんたちもN2級持ってますから。漢字を書く国の人が有利にならないように試験では漢字は書かされません。

子供達は小さい時から日本語を聞いて話してる分、とっても有利。無理に勉強させて日本語自体を嫌いにさせないようにするほうがずっと大事な気がします。
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# by deutschebaeckerin | 2017-01-10 05:42 | どんぐり倶楽部 | Comments(0)

ランチ当番

ふ~、今日は新年初のランチ当番。無事終わりました。
今日は夫も在宅仕事だったので、子供6人大人2人のランチを作りました。

スイスの学校は給食はありません。
そして、お弁当も持っていきません。
ということで、お昼は子供達はおうちに帰ってきまーす。

お仕事持ってるお母さんはどうするの?
はい、とっても困ります。
Mittagstisch(ミッタークスティッシュ = Lunch Table)というお昼を用意してくれる
学校関連の公共施設もありますが、人数に限りがあり、うちは週1日しか当たりませんでした。

そういうわけで、例えば普通のオフィス勤務の人であれば、
週4日働く80%にしてもう一日を在宅にするとか、
(夫婦でそうやったら、とりあえず4日は押さえられます)
親戚に頼むとか、ベビーシッターを雇うとか、はたまた
うちみたいに、同じ悩みのお母さん4人で当番を決めてランチ当番を回したりします。
うちは、週1日はMittagstisch、もう1日はランチ当番で誰かが受け持つ、残り3日はもちろん自分で自分の子どもたちとお昼ご飯です。
こういうこともあって、自営という道を選びました。私の親も夫の親も外国ですから、頼れる親戚は近くにいませんし。

このランチ当番、娘が幼稚園に入園と同時に3人の女の子たちのためにはじめたのが、
うちの息子など下の子も入ってきて、今は3-4週間に1回の頻度で6人がご飯を食べに来ます。

日本の子もそうかわかりませんが、こっちの子って、いろいろ混ぜるのを嫌がりますよね。
栄養のバランス考えて~・・・って作ったところで、嫌なものが混じってるととたんに食べなくなったり。
私も経験をつみ、今ではなんでも別々にして出してます。
具、ソース、パスタ、全部最初から分けとく!
「好みに応じて自分で混ぜて食べて~」って具合に。

それと、ずいぶん皆、なんでも食べるようにはなってきたものの、お母さんの味が一番みたい。
シンプルなものでも、お母さんの味とちょっと違うと、食の進みが遅くなります。
なので、野菜も正直、いろいろ手を加えるより生野菜をただ洗っただけ、切っただけを出した方が食べる。

f0141507_21574446.jpg今日のメニューはチキンカツ、生野菜いろいろ、マッシュルームのソテー、ご飯。
(正確にいうと、七面鳥肉ですが・・・だから写真のお肉大きいのです)
デザートは昨日作っておいたりんごケーキとみかん。

11時ごろから準備開始。
肉叩きで、トントントントンいっぱい叩いて大きくして、
塩・こしょう・茶漉しで小麦粉ふって、
卵は刷毛で塗ります。(18枚も作ったのに使用量たったの1個!)
パン粉に油をまぜたものをくっつけて、200度のオーブン(熱風)で7分+裏返して5分。
18枚も焼きました。

子供達も成長して食べる量も増えたので、残ったのは3枚だけ。
おくちに合ったようで、よく食べてくれました。よかった!

(写真は左が焼きあがったもの、右側の天板の上のは焼く前です)
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# by deutschebaeckerin | 2017-01-09 21:58 | スイスの生活 | Comments(0)

家族の時間と心のこもった日本語

昨日は、糸山先生の以下の記事を読んではっとさせられました。

うちの年長さんの息子、どんぐり問題はまだちゃんと始めておりませんが(気が向いた時だけ参加)、私がどんぐりを実践しはじめて、日本語学校はもう辞めるよ~って決めた頃から、家庭で今までよりずっと日本語を自主的に話すようになりました。

どんぐりをはじめて、私はこども達の様子をもっとじっくり見るようになりました。
じっくり、ゆっくり、丁寧に生活することを心がけるようになりました。

私が余計なストレスを与えていたのだろうと思います。今までの自分を反省してます。

http://reonreon.com/simple.html

<実践サンプル>:早期教育・幼児教育の害→一言で見抜ける確かな方法→自分で感じる

※まず、自分の心に起こる様々な変化を感じるために心を落ち着けます。そして、自分がどれだけの情報をだして、子どもがどれだけの情報を受け取っているのかを考えながら(感じながら)次の言葉をいいます。

※子どもの手を握り心を込めて、子どもの目を見ながら「暖かいね」と一言。
→どれだけの情報(感情や雰囲気や思いも含めた言葉では言い表せないこと全て)が伝わりましたか?これが体験的学習です。

※カードを見せて文字を指しながら「ヘリコプター」と一言。
→どれだけの情報が伝わりましたか?これが知的学習です。

※どうですか?あなたの心や感情は何を伝え何を受け取りましたか?子どもは感受性が高いのですから、今あなたが感じたことを何十倍も激しく感じているのです。どうですか?これでも続けますか?何が豊かな学習で何が貧弱な学習なのか、どうして体験的学習が良くて知的学習が悪いのか自分の心に聞いてみてください。
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# by deutschebaeckerin | 2017-01-08 16:22 | どんぐり倶楽部 | Comments(0)

ドイツの製パンマイスター試験 1-2部

ドイツのマイスター試験は内容によって4部門に分けられます。第1部は実技、第2部は筆記、第3部は経理経営、第4部は教育論です。

第1部の実技は、十八時間つまり3日間かけて行われます。

最終的に作ったものを自分用のショーウィンドウに飾るので、テーマを決めてそれに合った見た目や内容のものを作ります。私はテーマに「スイスの建国記念日」を選びました。

作品イコール製品ということで、製品情報をまとめたレポートも事前に提出を求められます。レポートは、製品の紹介文やレシピの他、原材料費+人件費+税金と詳しく計算して導き出された価格、栄養価を書き、写真付きでカラー印刷してオフィス用薄型バインダーにきれいにまとめて提出します。

実技試験内容:

スペシャルブレッド(粉総量5キロ、サワー種使用)
小型パン4種類以上(粉総量5キロ)
スウィーツ3種各10個以上
文字入れしマジパンなどで飾りつけをしたデコレーションケーキ
ライ麦パン(粉総量5キロ、サワー種使用)
小麦パン(粉総量5キロ)
カイザーゼンメル等日常食する小型パン3種以上(粉総量3キロ)
デニッシュ4種各10個
パイ製品4種各10個
菓子やスナックの分野から2種(1種は自分で決められるが、もう1種は試験当日に試験官から指示されたもの)

f0141507_1559444.jpg


サワー種はもちろん自分で熟成させます。9人が同時に試験を受けるので、3台のデッキオーブンをどう使うのか、必要な焼成温度や時間について事前に話しあって場所と時間をキープしておく必要がありますが、皆で大体同じ流れで作ることにしておけば、大きな問題にはなりません。

私はスペシャルブレッドに、スイスのグラウビュンデン州で食べられる蕎麦粉を使った郷土料理ピッツォッケリというパスタをヒントに、炊いた蕎麦の実を加えたパンを作り、スイス国旗のようにハサミで表面に十字の模様が出るように切れ目も入れました。

小型パンにはスペルト小麦をいろんな形で入れたパン(グリューンケルンという、麦がまだ青い時期に収穫して焙り、乾燥させたものを粗びきして炊いたものを加え、スペルト小麦バックフェルメントで発酵)を作り、ライ麦パンも発芽ライ麦粒を炊いたものを加えたライ麦100%パンを作りました。

このように、せっかくのマイスター試験ですし、私は日本人的に内容に凝ってみましたが、ライ麦パンであれば、試験規定ギリギリにライ麦60%ぐらいで既存のレシピのまま無難にこなすのもありです。もちろん、作るものの難易度や工夫も採点に大きく寄与しますが、とにかくマイスターのお免状だけが必要な要領のいい跡継ぎ君たちは無難路線でサクサクと準備も当日の試験もこなしていました。

実技試験には販売も入ります。ヴァインハイムでは販売員向けのセミナーも開催されているので、校舎の一部に練習用のパン屋の売り場が常設されているのです。そこで試験官を相手にパンやケーキの説明をしたり、お祝いケーキやケータリングの注文を受けたり、包装をしたりします。

第二部は、製パンについての筆記試験です。

まず、朝8時から100分間専門計算の試験から始まります。例えば、牛乳を使うレシピをスキムミルクで代替する場合に分量がどう変わるか、サワー種熟成の際の粉と水の量、目標どおりの捏ね上げ温度を達成するために水温を何度にすればよいか、クッキー詰め合わせを作る時にどの種類を何グラムずつ詰めたら売りたい価格のものができるかといった感じです。ドイツ語が理解できれば中学校程度の方程式で全部解けますからご安心を。

10分の休憩の後、第二部で一番重要な100分間の製パン理論の筆記試験があります。これを落とすと、例え他の教科で合格点に達していたとしても翌年マイスター試験のやり直しをさせられます。

栄養、サワー種とライ麦パン、小麦小型パン、焼成過程、菓子生地といった5つのテーマにそってそれぞれ3問文章問題が続きます。例えば、「ライ麦パンにサワー種を可能な限り最大の割合で入れたのに風味が少なく、パン自体の老化も早いです。使用したライ麦粉のタイプは997でフォーリングナンバーは260でした。このパンの失敗の理由と救済策を述べなさい。」さっさと読んでどんどん進めないと時間が足りなくなってしまいます。

その後さらに10分休憩の後、50分間の原材料についての試験があります。穀物について種類や栄養構成について簡単なものなら職人試験でもやりましたが、マイスター試験ではでんぷんの構成や粉の科学に関する設問も入ってきます。他には砂糖やチョコレートの生成過程に関する質問などです。

ここでやっとお昼休みがはいり、午後は、マーケティングの筆記試験が60分あります。パン業界に関連する新聞記事を読んで意見を述べたり、「十一月におすすめとして売りたい商品を決めて、どのように宣伝活動をしたいか述べなさい」「その商品のためのチラシのレイアウトをしなさい」「販売員のためにその商品の製品情報をリストアップしなさい」というような問題が10問出ます。

最後は原価計算や販売価格計算の試験が70分あってマイスター試験第二部は終了です。途中休憩をはさみながら朝8時から午後4時まで丸一日がかり、とっても疲れました。
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# by deutschebaeckerin | 2017-01-07 15:59 | パン | Comments(0)